AWS公式の機械学習ブログ記事によれば、Neo-AIプロジェクトは「LLVMやHalideといった従来のコンパイラ技術に関する数十年にわたる研究の上に構築された機械学習コンパイラおよびランタイム」であり、その中核にApache TVMとTreeliteを採用しています。同記事は「Neo-AIプロジェクトはTVMを使ってディープラーニングモデルをコンパイルし、Treeliteを使って決定木モデルをコンパイルし、さまざまな貢献者によるプラットフォーム固有の最適化と、コンパイル済みモデル向けの共通ランタイムを組み合わせている」と説明しています。TVMとTreeliteはもともとワシントン大学発のオープンソース研究プロジェクトとして始まったものであり、AWSはゼロから独自技術を構築するのではなく、実績のある学術研究由来のコンパイラ基盤を採用することで、ハードウェア互換性やML固有の最適化にNeo-AIの開発リソースを集中させる戦略を取ったことが読み取れます。AWS自身もTVM・Treeliteコミュニティの活発な貢献者であるとも記載されています。