Debianは、無償のOSを作る目的で集まった個人のボランティア団体で、「Debianは100%フリーであり続ける」と定めた社会契約(バージョン1.2、2022年10月1日承認)を掲げる。この社会契約に含まれるDFSGは、フリーソフトウェアコミュニティにオープンソースの定義の基礎として採用された。Canonicalの公式ページによれば、UbuntuのCanonicalはMark Shuttleworthが小さなDebian開発者チームを集めて創業し、Ubuntuは2004年10月から6か月ごとの定期リリースを約束してきた。両者はDebian開発者という点で出自がつながっているが、運営主体が団体かCanonicalかという点で異なる。
Debianと、Debian開発者が創業に関わったCanonical(Ubuntu)の位置づけの比較
Debianの特徴は、社会契約とDFSGによる運営理念を持つボランティア団体である点にある(技術面の優劣の比較ではない)。