多国間の標準化イニシアチブGovStack(複数国政府・国際機関が参画する仕様策定コンソーシアム)が公開する実装プレイブックによると、DPIの狭義の定義は3つの柱で構成される。第一に「デジタルID」は、個人や組織がオンラインで自己を一意に識別・認証できる仕組みで、デジタルID・電子署名・戸籍登録などを含む。第二に「デジタル決済インフラ」は、政府給付から納税まで経済全体に広がる、安全で相互運用可能な金融取引を実現する仕組みである。第三に「データ連携・相互運用フレームワーク」は、プライバシーとセキュリティを保ちながら機関間で情報を確実に移動させる仕組みで、同意管理や信頼フレームワークを含む。同ページはこの3層に加え、デジタルインフラの整備状況・政策/法制度・ガバナンス体制・人中心の保護措置という4つの相互補完的な環境整備層が必要だとしている。