P-05出典・引用

ファイアウォールが備えるべき技術的な挙動要件は、標準規格でどのように定められていますか?

IETF(Internet Engineering Task Force)が2000年10月に発行した技術標準文書RFC 2979(著者:Ned Freed、Sun Microsystems)『Behavior of and Requirements for Internet Firewalls』は、ファイアウォールを「何らかの方法でネットワークトラフィックを検査し、不適切または危険と判断したトラフィックを遮断するエージェント」と定義しています。同文書は、ファイアウォールをプロトコルエンドポイント方式(SMTPプロキシ等)とパケットフィルタ方式、およびその混合型に分類した上で、「ファイアウォールの導入によって、ファイアウォールが存在しなければ正常に動作するはずの標準準拠の通信に意図しない障害を生じさせてはならない」という透過性の原則を定めています。具体例として、Path MTU Discoveryに必要なICMP到達不能メッセージを遮断すべきでないことや、SMTPのEHLO応答を適切に走査すべきことなどが挙げられています。

実績・根拠

情報ソース