Apple Security公式サイトによると、iPhone・iPad・Macに搭載されるApple Intelligenceがより大規模な基盤モデルを必要とする高度な処理を行う際に使用する「Private Cloud Compute(PCC)」は、ユーザーのデータをApple自身を含む誰にもアクセスできない状態で処理する仕組みです。Appleはこの仕組みの透明性を担保するため、本番環境で稼働するPCCソフトウェアの測定値をすべて追記専用の透明性ログに公開し、ソフトウェアのバイナリイメージを公開し、ログ登録から90日以内にソフトウェアを公開し、Apple silicon Mac上でPCCをシミュレートできる仮想研究環境(Virtual Research Environment)を提供し、セキュリティ上重要なソースコードの一部やsepOSファームウェア・iBootブートローダーも平文で公開するとしています。独立した研究者はこれらの公開情報を用いて、公開バイナリと透明性ログの測定値を照合することで、実際にPCCノードが認可・記録されたソフトウェアのみを実行しているかを検証できます。