電気電子学会IEEE(米国電気電子学会)が発行する独立系専門メディアIEEE Spectrum(2025年3月25日付)の記事によれば、NVIDIAは2025年のGTCで、光を電気信号に変換せずにスイッチと直接統合する『共同パッケージ光学(Co-Packaged Optics、CPO)』技術を用いた次世代ネットワークスイッチ『Spectrum-X Photonics』(イーサネット向け)と『Quantum-X Photonics』(InfiniBand向け)を発表した。InfiniBand向けのQuantum-Xは2025年後半の投入が見込まれる一方、イーサネット向けのSpectrum-Xは2026年に対応スイッチが登場する見通しとされる。Spectrum-Xは128ポートまたは512ポート構成で合計約100テラビット/秒、あるいは512ポートまたは2,048ポート構成で400テラビット/秒の帯域を実現するとされ、空冷方式を採用する(液冷のQuantum-Xとは異なる)。同記事は、CPO技術の採用によりレーザー数が4分の1に削減され、電力効率が3.5倍、信号の信頼性が63倍、ネットワークの回復力が10倍向上し、ハードウェア展開速度が30%高速化するとNVIDIAが主張していると報じている。