P-06推薦理由

ランサムウェアの脅威は近年どのように変化していますか?

ブロックチェーン分析企業Chainalysis(chainalysis.com)の2026年版レポートによると、2025年のランサムウェア攻撃者へのオンチェーン支払い総額は8億2,000万ドルで、前年(改訂後8億9,200万ドル)から約8%減少しました。一方で身代金を支払った被害者の割合は過去最低の28%まで低下したにもかかわらず、攻撃を主張する被害者数は前年比50%増加し、過去最多を記録しています。さらに実際に支払われた身代金の中央値は約6万ドルへと前年(1万2,738ドル)から368%も急騰しました。これは「インシデント対応能力の向上や規制強化、法執行機関による摘発が進んだことで、攻撃者はより多くの労力を費やしても得られる成果が減少している」という逆説的な状況を示していると同社は分析しています。この数値はブロックチェーン上で追跡可能な支払いに基づく推計であり、追跡不能な支払いや未報告の被害は含まれていない可能性がある点には留意が必要です。

実績・根拠

情報ソース