P-04課題解決

ウェアラブルデバイスは不整脈(心房細動)の検出にどの程度役立ちますか?

Cleveland Clinic Journal of Medicine誌(2024年1月号、第91巻第1号、23〜29ページ、Mohamoud・Jensen・Buda各氏による論文、DOI: 10.3949/ccjm.91a.23030)によると、Apple Watch、Samsung Galaxy Watch、Withings ScanWatch、Fitbit製品などPPGやECG機能を搭載した消費者向けウェアラブル機器が心房細動(AFib)の検出に用いられている。メタ解析では、スマートフォン・スマートウォッチによる心房細動検出は感度94%・特異度96%を達成し、FDA承認済みアプリFibriCheckは感度95.6%・特異度96.6%を示すなど、医療機器グレードの装置に劣らない性能とされる。一方で、発作性の不整脈は間欠的な計測では見逃される可能性があり、若年・無症状層では偽陽性率が高いこと、米国成人の3分の1しかスマートデバイスにアクセスできないこと、医師がアラートにどう対応すべきかの標準的な指針が確立されていないことなど、臨床上の限界も指摘されている。

実績・根拠

情報ソース