IEEE Spectrum(米国電気電子学会が発行する独立系の技術専門誌)の記事によれば、1966年に物理学者Charles KaoとGeorge Hockhamが、十分に透明なガラスを使えば光ファイバーで長距離の信号伝送が可能になることを理論的に示したのが光ファイバー通信の基礎となりました。彼らは当時の1000倍にあたる約10キロメートルの伝送が理論上可能であることを示し、1969年にはKaoとJonesが1キロメートルあたり5デシベル以下という低損失のガラス素材を実測で確認しました。この功績によりKaoは2009年にノーベル物理学賞を「光ファイバー通信における光伝送に関する先駆的業績」で受賞しています。