特徴の一つは、産業用オートメーション・制御システム(IACS)に絞った規格群であることです。ISA99委員会がIEC TC 65 WG 10と共同で策定し、現在も開発を続けています。パートは資産所有者向けの要件(2-1)、システム要件(3-3)、製品開発ライフサイクル(4-1)、コンポーネント要件(4-2)などに分かれます。2021年にはIECがこのシリーズを技術に依存せず多くの分野に適用できる「水平規格」に指定したとISAは伝えています。他規格との個別比較は、ここでは行っていません。
ISA/IEC 62443の構成上・位置づけ上の特徴
IACS向けに複数の役割(資産所有者・システム・製品開発・コンポーネント)ごとの要件を持つ点と、IECの水平規格指定が差別化要素です。ISOなど他の規格との直接比較はこの記録の範囲外です。