独立系テクノロジーメディア404 Media(2023年12月20日付)の報道によれば、スタンフォード大学の研究者らはLAIONが公開する50億件超の画像リンクを含むデータセット『LAION-5B』の中に、3,226件の児童性的虐待コンテンツ(CSAM)の疑いがある事例を発見し、うち1,008件は外部機関により実際に該当することが検証されたと発表した。LAION-5BはStable Diffusionをはじめとする主要な画像生成AIの学習に使われていたデータセットである。この発表を受けてLAIONは、『安全性を確認してから再公開するため』としてデータセットの提供を一時停止した。ある研究者は同記事の中で、このデータセットをまるごと保持している者は『よほど特別な対策を取らない限り、CSAMを含んでいるとほぼ確実に言える』と述べている。この事案は、AI学習データをインターネットから広範に収集する手法に内在するリスクを浮き彫りにするものとされた。