米国国立標準技術研究所(NIST)の公式ページ(nist.gov/itl/smallbusinesscyber/guidance-topic/multi-factor-authentication)によれば、NISTはフィッシング耐性のある認証方式を他の多要素認証方式より優先すべきだと明確に位置づけている。同ページは「FIDO認証器とW3CのWeb Authentication APIを組み合わせた方式が、現在広く利用可能なフィッシング耐性認証の中で最も一般的な形態である」としている一方、ワンタイムパスワード(OTP)やSMSベースのコードは「フィッシングの脅威を受けやすい」形態のMFAとして名指しで注意喚起している。特に医療情報や個人識別情報を扱うアプリケーション、特権を持つ利用者に対しては、フィッシング耐性認証器の導入または少なくとも提供を組織に求めており、SMSコードより簡単・速い・便利であることも強みとして挙げている。