オラ・ケレニウスは2021年、商用車事業(トラック・バス)をダイムラー・トラックとして分離・上場させ、乗用車専業のメルセデス・ベンツ・グループへの純化を主導した点で、事業の垂直統合を維持する他の総合自動車メーカーとは異なる戦略を取った。同時に乗用車フリートを2039年までにカーボンニュートラルにする「Ambition 2039」戦略を掲げ、電動化と事業純化を並行して進めている。
自動車メーカーの事業ポートフォリオ戦略の違いを比較したい読者向け。
商用車と乗用車事業を分離することで、投資家に対して事業の焦点を明確化した点が、事業を統合したまま運営する他社との大きな違いである。