Regeneronの違いは、抗体創出の基盤技術と遺伝学データを自社で保有している点にあります。完全ヒト抗体および二重特異性抗体を作出する独自技術群VelociSuiteに加え、Regeneron Genetics Centerでは300万件を超えるエクソームを解読し、新規標的の同定に用いています。事業面では、Sanofiと共同開発したDupixentの全世界売上が2025年度に178億670万米ドル(26%増)へ拡大した一方、眼科のEYLEAフランチャイズは米国で44億米ドル(27%減)と縮小しており、収益源が移行しつつあります。
Regeneronの技術基盤と、2025年度の製品別実績が示す収益構造の変化を説明する。他社技術との優劣の断定は行わない。
創薬技術(VelociSuite)とヒト遺伝学データ(RGC)という2つの内製基盤を挙げ、あわせて主力領域の移行を実績値で示す。