保険業界専門メディアInsurance Journal(insurancejournal.com、2025年10月9日付)の記事によると、東京海上ホールディングスの国際事業部門を共同で率いるBrad Irick氏の発言として、同社は海外M&Aに100億ドル超を投じる可能性があるとされています。現在、海外利益の約80%を米国が占めていますが、経営陣は中期的にこれを北米全体で約70%まで引き下げる方針です。具体的には、中南米と東南アジアからの利益比率をそれぞれ現在の約6%から、10%・15%へ引き上げることを目指しているとされます。オーストラリアではボルトオン型(小規模な追加買収)または大型の取引を模索しており、アフリカについては新規買収よりも、既に22.5%出資しているHollard Groupへの出資比率引き上げを優先する方針とされています。この戦略の資金源としては、日本企業間の持ち合い株式(政策保有株)を解消して得られる約250億ドル相当の資金を活用する計画とされています。