米イェール大学の医療機関Yale Medicine(同機関の公式ニュース記事)によると、米食品医薬品局(FDA)は2024年3月、Wegovy(セマグルチド)について、心血管疾患を有する肥満・過体重の成人における心血管死・心筋梗塞・脳卒中のリスク低減という新たな適応を承認しました。この承認は17,604名の45歳以上の参加者を約3年間追跡した「SELECT試験」の結果に基づいており、主要な心血管イベントの総合リスクを20%低減(心筋梗塞28%減、非致命的脳卒中7%減、心血管死15%減、全死亡率19%減)という結果が示されています。Yale Medicineの専門家は、糖尿病を伴わない患者でもこの効果が実証された初の事例として「大きなブレークスルー」と評価しており、この基準に該当する米国人は推定660万人に上るとされています。