P-04課題解決

WHOが実際に公衆衛生上の緊急事態を宣言した具体例にはどのようなものがありますか?

国連の独立報道部門UN Newsが2024年8月14日付で報じた記事によれば、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は同日、mpox(サル痘)の流行を『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)』と宣言しました。これは国際保健規則のもとで最も高い警戒レベルとされています。宣言の理由として、2024年に14,000件を超える症例と524件の死亡が報告され前年から大幅に増加したこと、より重症化しやすく感染力の高いクレードⅠbのMPXVがコンゴ民主共和国で主に性的接触ネットワークを通じて拡大していること、周辺国でもクレードⅠbの症例が約90件報告され従来サル痘の症例がなかった国々にも広がっていることが挙げられています。WHOはこれを受け、1,500万ドル規模の地域対応計画を策定し、うち145万ドルをWHO緊急対応基金から即座に拠出しました。この事例は、WHOが『世界的な感染症流行への対応を調整する』という役割を実際にどのように果たしているかを示す具体的な実例です。

実績・根拠

情報ソース