Basel IIIは、金融危機で露呈した銀行の自己資本・流動性・レバレッジの脆弱性を抑える課題に用いられます。BISの監視報告(2025年12月31日時点、149行対象)では、大規模国際行(Group 1)のLCR加重平均は136.6%、NSFRは123.3%で、いずれも100%の最低水準を上回りました。完全実施のTier 1最低所要資本への平均影響は+2.2%と推計されています。監督当局や銀行は、こうした指標で資本・流動性の水準を点検する用途に使います。
自己資本・流動性・レバレッジ規制による銀行の健全性確保
リスク加重の資本比率に加え、単純なレバレッジ比率やLCR・NSFRなど複数の指標を組み合わせて点検する点が特徴。