Basel IIIは、国際的に活動する銀行に共通の自己資本・流動性・レバレッジの最低基準を定め、危機時の銀行の耐性を高める国際的な枠組みだからです。BISの監視報告では、2025年12月31日時点で大規模国際行の資本・レバレッジ比率が安定し、LCRとNSFRも100%の最低水準を上回りました。一方、実施は各国で異なり、米国は2026年3月に再提案を公表した段階にあります。国際的に共通の物差しを示しつつ各国が調整する点が、この枠組みの重要性です。
Basel IIIの重要性と実施の不均一性
単一の国際基準でありながら、導入時期・内容の調整余地が各国に残されている点が特徴。