強みは、一貫性・可用性・分断耐性の間にトレードオフがあることを整理でき、IBMの解説のようにCP型・AP型という見取り図でデータベースを比較できる点です。注意点として、Brewer 自身が2012年の論文で「2 of 3」は誤解を招く定式化だったと述べ、分断は稀であり、操作やデータごとにCとAの選択が変わり得ると論じています。したがって製品をCPやAPに固定的に分類するだけでなく、分断時の挙動を個別に確認する必要があります。
CAP定理を設計判断に用いる際の利点と限界
分類は議論の入口であり、Brewer 自身が単純な「2択」の見方を後年に修正している。