Rocheは戦略的アライアンス契約に基づき中外製薬の発行済株式の59.89%を保有する支配株主であり、中外製薬はRocheグループの連結子会社です。過半数を保有される明確な親子関係であり、少数株主としての投資ではありません。一方で、完全子会社化とも異なります。2001年12月締結・2002年10月発効の戦略的アライアンス契約のもと、両社は中外製薬を上場企業として存続させることに協力すると合意しており、社名とCEOも提携時に変更されませんでした。中外製薬は東京証券取引所プライム市場への上場を維持したまま、自律的な経営と独自の研究開発を継続しています。
Rocheと中外製薬の資本関係・連結範囲・上場維持・経営自律性を対象とする。Rocheグループ全体の事業や他の子会社との比較は対象外。
過半数を保有される一方で上場と経営自律性を維持するという構造は、買収後に非上場化・完全統合される一般的な製薬業界のM&Aとは異なる。