従来の産業用ロボットは、危険源を安全柵で人から隔離することを前提に運用される。協働ロボットはパワー・力制限などの安全機構により人との近接作業を可能にするが、安全要件を定めていたISO/TS 15066は2025年版のISO 10218-2に統合され、『ロボットの種類』ではなく『用途ごとのリスクアセスメントに基づく協働アプリケーション』として運用されて初めて安全という考え方に規格上整理されている。
協働ロボットと従来型産業用ロボットの安全規格上の違いを理解したい設計者・安全管理者向け。
機種そのものの安全性ではなく、用途ごとのリスクアセスメントに基づく運用の安全性が問われる点が近年の規格上の整理。