P-04課題解決

ダイナミックプライシングを導入する際、消費者とのトラブルや規制上のリスクにはどのようなものがありますか?

独立系国際メディアAl Jazeera(2024年9月5日付)の報道によれば、英国のOasis(バンド)再結成ツアーのチケット販売でTicketmasterがダイナミックプライシングを採用した結果、当初148.50ポンドと想定されていたチケットが購入手続き中に355.20ポンドまで、139%以上値上がりする事態が発生しました。これを受けて英国の競争市場庁(CMA)は、Ticketmasterが消費者保護法に違反していないか(価格変動について事前に十分な説明があったか、購入を急かす不当な圧力がなかったか)の調査を開始しました。CMAは「ダイナミックプライシングは多くの市場で一般化しつつある」としつつ、今回のように大きな社会的反発を招いた事例は異例だとしています。このように、ダイナミックプライシングは需要に応じた収益最適化という利点がある一方、価格変動の透明性が不十分だと規制当局の調査対象になるリスクがあります。

実績・根拠

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