NAIC公式サイト(naic.org)の「Insurance Topics | Accreditation」ページによれば、NAICのAccreditation Program(財務規制基準・認定プログラム)は、1980年代の保険会社破綻を受けた議会調査をきっかけに1989年に開始された制度で、各州の保険当局が保険会社の財務健全性規制について一定の基準を満たしているかを認定するものです。認定を受けた州保険当局は、法定・行政上の規制権限の十分性、リスクベースの財務監視体制(臨店検査を含む)の実施、ソルベンシー関連のモデル法・ガイドラインの合意に基づく採択などが求められ、5年ごとの独立チームによる包括的審査と、毎年の書面監査(デスクオーディット)を受けます。最初の2州が認定を取得したのは1990年で、現在では米国50州・ワシントンD.C.・プエルトリコ・米領バージン諸島のすべてが認定を取得しています。同一州以外の保険会社(他州免許事業者)を規制する際、非本拠地州は本拠地州の認定を信頼して基礎的な監督水準を担保できる仕組みになっています。