CRSの定義では、PEは非上場企業を対象に、支配的持分の取得、積極的な所有、長い投資期間、レバレッジを組み合わせる点が特徴です。上場株式への投資は、公開市場で日々売買できる株式を通じて行うのが一般的であるのに対し、PEは非上場株式であるため、売却(エグジット)の時期と方法が収益を左右します。ベイン・アンド・カンパニーによれば、2025年末時点で未売却の保有企業は約3万2,000社・3.8兆ドルに上り、NAVに対する分配金の比率は14%にとどまっており、エグジットが業界の課題であることがうかがえます。また規制面では、SECが2023年に採択したプライベートファンド・アドバイザー規則が2024年6月に第5巡回区控訴裁により無効とされています。
PEと上場株式投資の構造・流動性・規制の違い
最大の違いは、PEが非上場株式を対象とし、出口(エグジット)が売却や上場など個別の取引に依存する点である。