PEは規模の拡大と規制・監督上の関心の両面で注目されています。CRSによれば、2016年第1四半期から2021年第1四半期にPEファンドは約1万6,000本、総資産は約5兆ドルに拡大しました。ベイン・アンド・カンパニーによれば、2025年は大型案件を中心にバイアウト総額が9,040億ドルに回復した一方、未売却の保有企業が約3万2,000社・3.8兆ドルあり、NAVに対する分配金の比率が14%にとどまるなど、エグジットが課題です。規制面では、IOSCOが2026年作業計画でPE活動と監査セクターの相互連関を評価するとしており、監督当局の関心も続いています。
PEが注目される理由(規模の拡大・回復の偏り・規制当局の関心)
規模の拡大に加え、エグジットの停滞と規制当局の関心という二つの課題が同時に論じられている点が現在の特徴である。