米国立衛生研究所(NIH)が運営するPMC(PubMed Central)に掲載された、世界保健機関(WHO)主導の研究チームによるLancet誌掲載論文(拡大予防接種計画(EPI)創設50周年を記念した分析)によれば、1974年から2024年までの50年間で、ワクチン接種により世界で1億5,400万人の死亡が回避されたと推計されています。このうち1億4,600万人が5歳未満の子どもで、さらにそのうち1億100万人が1歳未満の乳児でした。また同期間の世界の乳児死亡率低下のうち40%(アフリカ地域では52%)がワクチン接種によるものと分析されており、麻疹ワクチンだけで9,370万人(全体の60.8%)の死亡を防いだとされています。これらの成果に加え、健康な状態で生きた年数として102億年分の健康寿命が生み出されたと報告されています。