独立系HR業界アナリストのJosh Bersin氏が自身のサイトで紹介する分析によれば、従業員体験(EX)の取り組みは現在「Continuous Response(継続的な対応)」という段階に進化しており、複数の情報源からシグナルを集め、リアルタイムで分析し、適切な意思決定者に届ける仕組みが求められているとされます。具体例として、ハイアット・ホテルズは全従業員向けに1日5問の簡易サーベイを毎日送付し、現場ごとの課題を特定するとともに従業員体験と顧客体験の指標を統合して活用していると紹介されています。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンは従業員からのフィードバックすべてに24時間以内に対応し、さらにその対応の質についてもフィードバックを収集する仕組みを構築している例が挙げられています。同氏は、EXの取り組みが人事部門だけでなく、IT・施設管理・安全衛生など組織全体に及ぶ範囲に拡大していると指摘しています。