従来の機械式操縦では操縦桿の動きがケーブルなどで操縦翼面へ伝わりますが、フライ・バイ・ワイヤでは電気信号をコンピュータが処理して翼面を動かします。エアバス機ではサイドスティックと翼面の間に機械的接続がなく、ノーマルローで迎角・荷重倍数・ピッチ姿勢・高速・バンク角の5つの保護が働きます。一方でオルタネートやダイレクトローへ段階的に保護が失われる設計であり、ダイレクトローでは保護がなくパイロットが手動でトリムをとります。保護の内容は機種やメーカーにより異なります。
機械式操縦とのしくみ・保護機能の違い
制御則により保護機能を持たせられる反面、故障時に保護が段階的に失われる設計上の特性がある。