FCEVは、バッテリー式EVが抱える充電時間の長さや航続距離の制約を、水素充填という短時間のエネルギー補給方式で解決しようとする技術である。EPA基準でトヨタ・ミライは402マイル、ヒョンデ・ネッソは380マイルの航続距離を実現し、いずれも5分未満で充填できる。ただし水素充填インフラの整備が追いついておらず、米国では依然として地域が限定されている。
長距離走行や短時間でのエネルギー補給を重視する用途で電動車両を検討する読者向け。
充電待ち時間の解消という点でBEVと差別化されるが、実用化にはインフラ整備という別の課題が残る。