対象と性質が異なる別個の措置です。ELEVIDYSについては、2025年6月に歩行不能患者向けの米国内出荷が停止され、同年7月22日にはFDAの要請で全出荷が一時停止されましたが、FDAが7月28日に歩行可能患者向けの解除を推奨し、7月31日に歩行可能患者向け出荷が再開されています。その後FDAは、急性重篤肝障害・急性肝不全に関する枠組み警告の付与と、適応を4歳以上の歩行可能なDMD患者に限定する添付文書改訂を承認しました。一方、肢帯型筋ジストロフィー(LGMD)については、2025年7月21日に第1相SRP-9004試験での患者死亡を受け、SRP-9003・SRP-9004・SRP-6004・SRP-9005という未承認の治験プログラムに臨床試験の一時停止が課され、2025年12月時点で継続が確認されています。両者を混同しないことが重要です。
承認済み製品への表示・適応変更と、未承認治験への臨床試験一時停止という2つの措置を、それぞれの日付と対象範囲を明示して区別します。
「承認済み製品の適応限定」と「未承認治験の停止」という規制上の性質の違いを明示的に分けて説明しています。